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(パピーガーデン)天然記念物秋田犬保存会 三岐支部 ぱぴい秋田


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【秋田犬の病気について】

●ブドウ膜皮膚症候群(ホヒト-小柳-原田病様疾患)

秋田犬で一番恐ろしい病気と言われています。

この病気は眼・鼻症候群とも呼ばれている病気です。

秋田犬に稀ではありますが、血液の病気です。

@1歳で顎の下の部分に赤い斑点が出来始め、目の周りに赤い小さなデキモノが出来てきます。

A黒目が白っぽくなり、個体にもよりますが、2歳で失明をする場合もあります。(虹彩、硝子体、眼底にも異常が見られます。)

B物によくぶつかり、ダルそうに横になる光景があります。

Cヨロヨロと歩く事しかできなくなります。

Dビタミンの欠乏症も起こり苦しい声で鳴き始め、毎日ビタミンを投与せざるを得くなっていきます。

鼻の頭、眼瞼、口唇や性器の皮膚粘膜移行部が色が抜けたように黒い色素がなくなってきます。

又、頭をいずれかに傾けた状態が見られます。

一度この病気に掛かると回復は困難な難致病です。

年齢は生後数ヶ月から3歳くらいで発症する例が多く、この病気については現在も原因が不明で、根本的な治療は望めません。延命治療になります。


●歯石・歯垢の蓄積

歯石の原因は様々ですが、体質で歯石が付きやすい場合と、食べ物でつく場合があります。

ご飯(米)を常時食べさせた場合、米のアミリペクチンと言う粘り成分が歯に付着をすることによって歯石が溜まりやすくなります。

脂っこい食物は秋田犬には向いてなく、その脂が又歯石の原因となる場合もあります。

歯が茶色く変色し、酷くなると悪臭を生じます。

その頃には細菌感染を起こし、その毒物を飲み込むことにより、全身に悪影響を与えます。

歯石は歯の表面だけではなく裏にも付着をし、酷くなると餌を食べられなくなります。


●疥癬

疥癬は、ヒゼンダニ(犬疥癬)が寄生して起こる皮膚病です。

秋田犬にも罹ることがあり、ダニが卵を産み寄生します。

散歩などの、草が覆い茂っている所に入ると秋田犬の皮膚にダニが入り込み寄生します。

これに罹ると、犬はとても痒がり、皮膚に発疹(ブツブツ)が生じます。

犬もストレスを感じ酷い痒みに悩まされ、痒がることで患部はドンドン広がりを見せます。

激しい痒みで患部を掻くので皮膚に傷がつき、フケやカサブタ、脱毛が見られます。

これに罹ると、酷い時は全身の毛が全て抜け落ち、獣医院で正しい治療を受けたとしても、治るまで一年近く時間の罹った症例も有ります。

ですから、犬は散歩の時に草むらの中で排便をさせるのは好ましくありません。

出来れば、草のない場所で(出来れば日の当たる砂地か道)排便をさせることにより、掃除もしやすく、ヒゼンダニの予防にも繋がります。

草むらの中では便の健康状態が把握しにくくなります。

飼い主は留意しなければなりません。


●耳血腫

耳血腫にかかると犬に以下の症状が現れます。

耳をかくようになり、自分の爪で引っ掻くので、バイキンが入り込み耳が腫れ上がります。

血がなかなか止まらない原因として考えられることは血小板減少症だと言われています。

考えられる要因としては、秋田犬に刺激物や脂っこいものを与えたり、人間の食べるものを与えると、何らかの炎症が身体の中で起こり、血液に異常をもたらすのではないかと考えられます。


●子宮蓄膿症

子宮蓄膿症は、初期の症状は分かりにくく、悪化すると、目に力がなくなり、餌も食べなくなり、よく水を飲むようになります。

オシッコの量も一度でする量が多くなり、膣口から膿が出る場合と出ない場合があり、嘔吐もします。

子宮の中で膿が沢山たまると、お腹が腫れ上がってきます。

生理が止まったり、突然生理が始まったりと以上のような症状が見られたら、獣医院に行きエコーで、子宮に中を調べて貰い、異常がないかを確認します。

発見が遅ければ、腹膜炎を起こし、短時間で死に至ることも有ります。

この現象は、比較的に高齢犬に該当する場合が多く、子宮を摘出術してない犬に見られます。

出来れば、5歳から定期検診に行くよう心掛けると良いでしょう。


●前立腺肥大

前立腺肥大は、牡犬の散歩に出た時に分かります。

おしっこの量が減り、回数が増える傾向、オシッコに血が混じり、便が出なかったり、少ししか出なかったりします。

これを放って置くと、前立腺が大きくなり様々な病気を併発する可能性があります。

これは、去勢手術をしておけば予防ができます。

万が一、前立腺が肥大しても、手術で小さくなっていきます。

前立腺が肥大していても、去勢手術を行うことで急速に縮小します。

この現象は老犬に症状が多く見られますので、出来れば4歳頃から定期検診をお勧めします。


●フィラリア

フィラリアは、蚊が犬の血液を吸うことで感染する病気ですが、蚊が、犬の血液に中にフィラリアの感染源を持った血を吸い、その蚊が他の新たな犬の血液を吸うことで感染を起こす病気です。

フィラリアに感染すると、血管の中で成長し、卵を産み、犬の心臓の中で成長、増殖をします。

そうめんのような糸状の寄生虫です。

犬の症状としては、貧血が起きやすく、咳(気管支静脈の血流悪化)喘息のように咳き込みます。

散歩をすると息切れがしてきます。

肝臓や腎臓の障害や、腹水と言ってお腹に水が溜まり、四肢のむくみが見られます。

水を異常に欲しがります。

この病気に罹りますと長生きは難しくなります。

寒さで血管も縮み、亡くなるケースとしては冬場が多く、吐血して死亡します。

予防としては、月一回のフィラリア予防の飲み薬の投与をすることで完璧な予防が可能です。

年に一度のフィラリア予防の注射はあまりお勧めをしておりません。

蚊のいない冬場の予防は必要ありません。

したがって内臓に負担をかける年に一度の予防注射はお勧め出来ません。

当犬舎は錠剤のタイプでお願いしております。


●回虫症

回虫症は、母犬の母体感染から始まるケースと、外で感染する場合があります。

回虫症はそうめん状の寄生虫で、親犬の身体の中に仔犬がいた場合胎盤感染をします。

当犬舎は仔犬にも、親犬にも、虫下しをかけております。

又、仔犬が、回虫症にかかった、犬のウンチを食べてしまった場合にも感染をします。

その場合も、虫下しをかけることが大切です。

虫下しは、一度だけでなく、こまめにしていく事が必要です。

そうすれば、お腹の中で卵を生んでいた寄生虫も全て駆除できます。

この場合、肛門から出る場合と、吐いて出す時も有ります。

症状として、餌を食べても食べても痩せたままで成長を阻害し、しまいには、腹痛、お腹の膨らみ、肺炎などをおこし、死に至るケースも出て来ますので、キチンと投与することが肝要です。

そうすれば、犬も太って元気になっていきます。


●ワクチン摂取をしよう

ワクチンは、必ず摂取しなければなりません。

人間でも予防接種が有るように、犬にも予防接種は絶対必要です。

特にパルボウイルスは母犬から受け継いだ抗体が消える、生後6〜16週頃の子犬が危険です。

母犬の免疫がなくなる頃に感染をすると、約90%の確率で発症から1〜2日以内に死亡します。

ジステンバーは人間で言う麻疹です。犬同士の感染も強力で、死を招く恐ろしい病気です。

ですから、母犬の免疫が切れる頃にきちんとしたワクチンの摂取を行うことが必須条件となってきます。

※狂犬病は、仔犬の場合、ワクチンを摂取した後に獣医の指示に従って投与をします。